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本格ロシア料理「六本木バイカル」駅徒歩1分でイルクーツクへ


<六本木駅チカ>/ 異国情緒/ 珍しい/ ウォッカピロシキボルシチビーフストロガノフ


by Fujita Minori
2025.03.12

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↑ジャムがついているのが特徴的なロシアンティー。



もうしばらく言語も違えるような遠い地へ赴いていないせいで、無性に海の向こうの風が恋しくなってしまった。しかし外国へ行く金はないのでせめて異国料理にふれることでこの不満を解消するのがせめてもの慰みである。

ふと思いついたのがロシア料理。冬の厳しい今頃、北の彼方に住む人々はどのように暮らしているのだろうか。
そんな想いを馳せてこの「バイカル」へとたどり着いた。


六本木。
都市の洗練された建物やキラキラと光るイルミネーションの中、隙間にひっそりと立っている雑居ビル。無造作に置かれた電飾スタンド看板は冷たい光を発している。

少し緊張して扉を開くと、そこには異国が広がっていた。
木で統一された内装で、無骨な照明器具が柔らかく室内を灯す。壁には伝統を思わせる陶芸品が並べられている。陶性のマトリョーシカもあった。素朴だがどことなくおしゃれで質の良い物。
少し暗くて影を感じさせる雰囲気がまさに北の国だ。

不愛想な給仕の女性も、熟練を思わせる厨房のおばあさんも、お客さん達もみなロシア人のようだ。

窓の外に六本木の街があるのがなんだか不思議で、景色が遠くに見えた。




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↑ロシアといえばウォッカ。おそらくネミロフハニーペッパー。
ピリリと舌を刺激した後、はちみつの甘さが口全体に広がる。



メニューを広げると見慣れない料理が並ぶ。どんな味つけなのかも想像できず、たじろいでしまう。一応、前菜、サラダ、スープ、肉料理など分類はあったが、とりあえずロシア初心者の私は有名どころを攻めようと思う。




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とは言ったものの、料理はそれぞれ調理にかかる時間が違い、50分とかなり長いシチューや、中には予約が必要なものもあるので、ひとまずすぐにできると言われたこちらの前菜。
ふんわりとした触感に鮭のやさしい味わい。軽い口当たりで前菜にはぴったりだ。

ロシアでは川や湖でとれる鮭や、保存のきくニシンが食材としてよく扱われるようだ。




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ロシア料理の代名詞、ピロシキ(鮭)。
ほんのり甘いパンと人参と鮭が口の中でハーモニーを奏でる。ほっこりとした温かさがうれしい。
中の具は選べて、他にも牛レバーとキャベツがあった。




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代名詞その二、ボルシチ。
トマトの酸味が強そうなイメージだったが、サワークリームを混ぜることもあってか、まろやかな口当たりで、後味はさっぱりとしている。




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代名詞その三、代名詞多いな、ビーフストロガノフ。
私はビーフシチューのような見た目を想像していたので真っ白なこの皿が出てきて驚いた。
濃厚で深みのある味。私の知るシチューとは違う、独特な風味があった。マッシュポテトと一緒にいくらでも食べられそうな気になる。



酒もまわり、ポカポカ陽気になったところでお会計。
最後に「スパシーバ」と、お礼の気持ちを伝えると、それまで不愛想にも思えた彼女は笑顔で「スパシーバ」と返してくれた。

帰り道、都会の風に吹かれても、じんわりとした熱が私の頬から冷めやらなかった。


ロシア。冷風吹きすさぶ広大な大地の国。土地と長い年月によって生み出されたその料理には、滋味あふれる味わいと、身も心も温めてくれるような優しさがあった。



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「六本木バイカル」

・営業時間
 ランチ / 12:00~15:00
 ディナー / 17:00~22:00
      金・土 ~24:00
・定休日 
 無休(不定休日あり)

・アクセス
 六本木駅 7番出口徒歩1分

・価格帯
 ランチ \1000~\2000
 ディナー \5000~



トップバリュ 牛肉のボルシチ 200g*3個



六本木バイカル


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